シュヴァルツェスマーケン

今期終了第X弾。この世界観の切り売りシリーズはいつまで続く。
原作未読。マヴラブの破滅的世界観は嫌いじゃないんだけど、こうも数年置きに思い出したかのようにやられてもなあ、というのが正直なところ。物語構造がどれも同じようなことになってしまうのも致し方ないのだろうか。まあ、それだけこの商材が金になっているということなのだろうけど。
マヴラブ世界の年表はハッキリとは把握していない。ただこの作品は比較的前のほうなのだろうと思う。世界観を把握している人にとっては過去のエピソードを眺めているようで楽しいと思う。で、それを把握していない自分は、末期戦のさなかで人間どうしで組織対立と殺戮を繰り広げるという凄惨劇をなんとなく眺め続けた。いや、このシリーズの場合は登場人物の多くが容赦なく死ぬことが分かっているから、極端に感情移入している場合ではないからどうしてもそういう見方になってしまう。で「全滅エンド」か「どちらか勝利エンド」の二択というのも見えていたので、結果的に惰性閲覧になってしまった。(昔は女性衛士のエロスーツだけでも満足してたのにねえ)
ということで、終わっての感想が「次のシリーズアニメはいつになるんだろうね」程度しか出なかった。うむう。