舟を編む

今季終了第8弾。少し目から鱗の物語だった。
いつものノイタミナ枠として見ていたけど、「辞書を作る」ことに時間軸を据えて、そこにキャラをぶら下げる手法はなかなかに興味深かった。辞書の編纂はなーんとなく知ってはいたけど、こういう形とはいえそれを知れたことは非常に感謝している。なんとなく時間はかかるものとは思ってはいたけど、人の出会いや生死が当たり前のように発生するほどの時間の中で作成されていることは正直なところ驚きだった。良いお仕事アニメだったと思う。
しかし馬締と林があっという間(なんだろうか)に一緒になったのはともかく、子供を作らなかったのがちょいと驚いたかな。まあふたりとも仕事が忙しそうだし生きがいみたいなもんだから、それはなくてもいいか、と割り切った結果なのかもしれないし、それはそれで「らしい」気はした。その代わりが西岡さん一家だったのかな。