ソードアートオンライン2期

過去作消化(2014作品)。まあヒーロー&ヒロイン最強設定がデフォだとこうなるよな。
原作は一切未読で、第一期はアニメも見ていなかった。ただ評判が良かったらしいので、ひとまず当時録画してそれっきりだった。それを少しずつ見続けて一応見れたわけだけど…やっぱ最初から最強がいると話の展開が「あいつ一人でいいんじゃないか」と「疑似ハーレム」になってしまう呪縛からは逃れられず、致し方なくそれらしい弱点?を出したりはしたのかな、と。とくに最終エピソードの「不治の病」関連は、ヒーロー&ヒロインが手を出せないある種絶対のテーマ。むしろそんな禁じ手を出さないと困難と呼べなくなっているくらい力がインフレしているとも言えるわけで、そういう物語は本質的に面白いのだろうか、と素朴に疑問に思ってしまう。まあ「異世界転移無敵ファンタジー」が流行る前夜の作品なのでニーズにはあっているんだろうと思うけども。