ヴァイオレット・エヴァーガーデン

今期終了分。作品としては中途半端、だろうか。
原作未読。キャラ描写の映像自体についてはさすがの京都アニメーションというしかない。ただ物語の構成がヴァイオレットを中心とした1.5人称という中途半端なスタンスでカメラを置いたせいで、どうにもしまりが足りなかったというのも正直なところだ。
もっと少年兵時代と郵便時代のそれを退避させて、時代の残酷さとそれを残り超える少女の活動を見せた方がよかったのではないかと思う。…というか、あの恐ろしく精巧な義手はいったいなんのオーバーテクノロジーなのか大いに気になるんだけど。それだけで一冊同人誌を描きたくなるほど興味がある。おそらく優秀退役軍人として破格の性能の義手を贈呈された、ということなんだろうけど…メンテナンスも楽ではないと思うしなあ。