夏祭初音鑑

MIKU-Pack
八景島でのHATSUNE Appearanceを元に、規模と設備を大きくして正式旗揚げ公演したというので、ちょっと見に行ってみた。事前に、週アスか何かの記事で「八景島の30fpsを60fpsにしたら、想像以上にすごかった」とあったので注目していたが、まさにそのとおりだった。全体的に質感が向上していて、おそらく近くで見ることができたらもっと驚きがあったと思う。
ただ講演内容と規模からすると、ちょっと箱が大きすぎた気がする。八景島の「無理やり空間作って芝居小屋にしました」的な熱量がかなり取り除かれていたせいで、ユーザー側の熱だけで埋めるのはかなり厳しかった。ボカロ組からも「コール&レスポンス」じゃないけど、積極的に聴衆にアピールするような動きを見せないと、ところどころの「隙間」が寂しいことになる。結局行き着くところまで行くと、セガとかみたいな方法を取っていくしかないような気がする。
そういえば一番最後の選曲は驚いた。10〜20代のボカロファンの中にはボカロオリジナル曲と勘違いした人もいるんじゃないかな。今回の公演を支えている40〜50代の人にとっては大ヒットソングだけど。