サクラ革命、サ終の延期

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6/30昼でサ終のはずだったのに、「機能限定版の完成度を高めるために」6/29の夜に突然の「サ終の延期」という珍プレー。
まあ既存ユーザーにとっては嬉しいニュースだし、自分のようにサービスインからプレイはしたけど「これがサクラ大戦の系譜…?本気なの?」とドン引きしてしまって、ようやく心の整理がついて少しはプレイしとくか…といった人にもありがたいといえばありがたい。キャラは全然育ってないけど、なんとかエンディングまではたどり着きたい(現在四国終了)。
しかし、運営元のDWにとっては何も良いことがない「サ終の延期」をなぜ行ったのか。
とりあえず「機能限定版の完成度を高める」とあるので、まさにそれが原因とは思うが、ぶっちゃけ「サービス終了したらあとは知らない」とほっとくことだってできたはず(もちろん、めちゃくちゃ叩かれるだろうけど)。だけどそうはしなかった。これを「DWも根性あるじゃん」と最初は思っていた。…んだけど、冷静に考えると完成度の低さなんてのはサ終直前にならなくても判るもんであり、それをなぜギリギリのタイミングまで引っ張ったのか。
個人的な予想は以下の通り。当たっているかは本人たちしかわからないだろうけど。

  • サクラ大戦」のブランドを借りている以上、サ終とはいえセガの意向は無視できない。
  • 「機能限定版」をセガに提出し、セガが動作確認を行った。おそらく、ここで「あまりにひどい出来に、セガが全部やり直しを命じた」のではないか。(仮にも「サクラ大戦」という大看板を背負っている以上、「こんなのサクラ大戦じゃねー」とユーザーが思おうがなんだろうが、セガとしては大事なIPにこれ以上傷をつけるわけにはいかない)
  • DW側はぎりぎりまで交渉(今のレベルで勘弁してくれ)、ないしは修正を行ったが万策尽きた。
  • 結果、DWがセガの指示(というよりお叱り)にしたがって、自腹でサービス延長を決定した。(もちろん赤字がひと月分垂れ流し)

ちなみに…

最初は「こんなのサクラ大戦ブランドで出さず、オリジナルで出せばよかったのに」と思ってた。というか「サクラ大戦」の系譜で出したのがすべての間違い。事前公開のアニメは悪くなかったとはいえ、「新サクラ大戦」を出した直後にいきなり100年後、サクラ大戦の設定は大半が吹き飛び実質パラレルワールドでは、本来集めるべきサクラ大戦ファンがそっぽを向いて当然。
とはいえ、ここしばらくプレイした限りでは(キャラがあまり可愛くないという致命的欠点はあるけど→これも慣れれば大丈夫だった)、ゲームとしてはそんなに悪くはないので、オリジナルゲームとして地道に評判と客を集めていければもう少し長生きできた気がする。まあ、すべては「今更」ではあるけど。いっそ、スマホゲーじゃなくてパッケージ売りでswitchかsteamで売った方がよかったかもしれない。