東京都議選(7/4):表現の自由に関する動き

正直毎回主義主張の薄い候補ばかりで、とても日本の首都の都議を選出する選挙とは思えない。
とはいえ、

  • 「東京で決まったことは、なし崩し的に全国にも波及する(「東京がやったんだから」で話が終わる)
  • 「出版社の大半が東京に集中しているため、東京で表現規制が強化されると(蛇口の元栓が締められるように)全国も同様になる」

という状況は何も変わっていないので、少しでもマシな候補に投票したいと毎回考えている。

幸い、今回は「AFEE:エンターテイメント表現の自由の会 公式HP」が独自取材を行って、各選挙区ごとに「表現の自由」を支持してくれる議員を紹介してくれている。
都民で選挙権がある方は、ぜひここを参考にしてほしい。
「表現の自由を守るための約束」に賛同した2021都議選候補予定者一覧

「あの党ではなあ…」という声は毎回聞くが、こと「表現の自由」に関してはすべての党に反対派・賛成派が入り混じっている状態であり、党派性は皆無に等しい。あえて言えば、「表現の自由を尊重する人が多く当選すれば、そういう方向性になる」ということだけだ。
山田太郎参議院議員が、あえて野党ではなく与党自民党から立候補したのも「本丸から攻めないとダメだ」と決断したためであり、実際その成果は非常に大きい。一年生議員だというのに、表現系制作・若手向け政策・IT向け政策・こども向け政策にはいの一番に官僚や政党内から意見を求められる立場になり、実際それ系の委員会にいくつも所属し、事務局長やそれに準ずる立場に立っている。(正直「働き過ぎて倒れないでくれ」と祈るレベル)
そのような動きを、首都の議会レベルからでも支援できる都議を一人でも多く増やしていきたい。