東京ゲームショウ2015

ハードウェア系ではPS4/XBOX oneとも発売後で任天堂はきていなかったので盛り上がりはほとんどなし。そのかわりOculus Riftが1ブースを構えていたり、それを使ったソフトウェアの展示を行っていたりとVR系は楽しそうな感じ。ソフト系もメジャータイトルがすでに発表済みという事もあってサプライズというほどのものはあまりなかった。そういう意味では、ただの展示会になったと思う。海外の客は非常に多かったけど、彼らにとって満足のいくイベントだったのかなあ。
個人的な目的はWorld of TankとWorld of Warshipだった。後者の整理券はゲットできなかったけど、WoTを試遊した後のくじ引きで試遊券をゲット!!運の悪い俺にとっては大当たり。しっかり15分遊んできた。シンプルな感想で言えば「ゆっくりとしたWoT」か。ただそれはのんびりできるという意味ではなく、戦車のようにPLの意思をすぐさまアクションに反映ができないという意味。戦車の砲塔回転速度も上下はあるけど、WoWSではその比ではない。視点変更と実際に砲撃可能状態になるまでのタイムラグが非常に大きい。しかも、かなり意識的に偏差射撃を狙わないと弾着する頃には標的は違うところにいるというのが顕著。当たり前だけど信地旋回もできないので、一度反航戦を行うとあとはなんとか砲塔を巡らせて後追い射撃をするしかない。つまり…このゲームは大きな時間軸の中で戦術コントロールができる人が得意なゲームだ。目に見えるものを片端から撃っていると、たいした成果をあげられる間もなく終わってしまうと思う。グラフィックはコメントする必要もないくらい美しい。今でも軍艦関連の資料や図面が入手できればどんどんアップデートしているらしい。その過程で「貴重な日本の軍艦資料がどんどんペテルブルクに流出してしまってるんですよー」と苦笑いしていた日本側軍事コーディネーターの方のコメントが忘れられない。