シェイファー・ハウンド(5)

珍しく身内が死ななかったか。英国側との戦闘はおもったよりあっさり風味。まあこちらがこの作品の風味に慣れてしまったせいもあるかもしれないけど。とはいえ、「史上最大の作戦」実行がはっきりしてきたので今後は撤退戦がメインになる。戦車の運用自体も厳しくなってくるだろうから、次巻以降は壮絶な間引きが始まりそうだ。まあ、それこそが本作の魅力ではあるんだけど。物語のエンディングの時に、果たして誰が生き残っているのか、あるいは全員死んでいるのか。それが一番のポイントになるんだろうな。