白い魔女

白い魔女 (バンブーコミックス)

ジャケ買い。シモ・ヘイヘの女体化漫画ということは、前に出た女体化小説と同じようなもんだろうかと思ったが、こちらはもっと局地的な話に絞っていたので物語としてはこじんまりしているように感じた。冒頭シーンの「ヒロイン候補が瞬時に消えた」話をもう少しうまく引っ張って、主人公視点のオリジナル話を広げても良かったのではないかと思う。でもパッパ（ユーティライネン兄）まで女体化しなくても良かったと思うんだけど、どうだろうか。
そしてなんか続編があるらしいけど、史実のシモ・ヘイヘ（シモ・ハユハ）は冬戦争の後半に下顎撃ちぬかれて病院送り。そのまま終戦だったと思ったので、こっちは完全にオリジナルなんだろう。まさかの継続戦争ネタではないと思うし。