ニコニコ超歌舞伎「花街詞合鏡」(くるわことばあわせかがみ)

大洗の特爆が終わってから、列車に飛び乗って幕張メッセまでとんぼ返り。
昨年の超歌舞伎は見なかったけど評判が良かったので予約して会場で見てみた。(小林幸子が会場で見ていたのは驚いた)これはあれだね、先日見た「初音ミク×鼓童ライブ」と同じ感じだ。
序盤はかなりCGが多用されていて「歌舞伎側がかなり薄いのかな?」と心配したけど、後半はまさに歌舞伎の醍醐味を存分に味合わせてもらった。スタッフ側も歌舞伎になれていないニコ動ユーザーに対して、どうすればわかりやすく楽しんでもらえるのかを苦心していることも感じられて好感が持てた。
欠点があるとすれば、舞台の高さと客席の高さがうまくバランスが取れてなくて、歌舞伎はほぼ水平からほんの少しだけ目線が上の位置なので前のお客様で見えないことが多かった。さらにCGは役者の後ろの大スクリーンで演じられることが多いので、役者とCGを同時に見るのが想像以上に大変だった。しかも舞台は左右方向に非常に幅が広いのでまとめて視野に入ってこない。この結果「役者が舞台に上がっていることに気が付かない」という困った状態も発生して、どこを見てよいのかわからなかった。まあこの辺りは次回の糧にしてもらえばよいけども。