アンゴルモア元寇合戦記

原作未読。七人の侍をやりたかったのかな。
主人公は最終回で死ぬものと思っていたので、あのラストはちょっとばかり驚いた。というかなんとなく頭に描いていた生存予測が片っ端から外れてた(笑)。時代設定が源平時代というのはかなり希少という点、突飛とはいえ変に主人公側に有利にすることなく最後まで描き切ったのは、「狼の口」を思い起こさせて気に入った。
さて原作者はどこからこの物語のアイデアを得たのか、それが個人的には気になった。最後のナレーションに「流人が戦った、とあるだけである」とあったけど、それが実際の文書にそう残っていたのであれば、そこからここまで話を膨らませるのは面白かったろうなあ。