放課後さいころ倶楽部

ボードゲームをテーマにした作品をアニメ化した野心は買う。ただ、その目的が達成できたかは微妙なところ。

原作はかなりガッツリとアナログゲームを紹介している。作者自身がボードゲームが大好きというのも原因だろうけど、むしろそこに焦点を当てないと単なる「女子高生が和気藹々とする一般的なアニメ」になってしまうわけで、見事に本作はそれにハマってしまった感じ。せっかく内外のボードゲームメーカーや販社が協力してくれてるんだから多少「ゲーム紹介アニメ」になってでもそっち方面で勝負すべきだったんじゃないかなあ。