クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

過去作視聴。エロガンダムってそういうことか。
当時サンライズなのにやたら百合でエロいと話題になっていたように記憶していた本作。まあ、その噂違わず…というよりその噂のまんまだったのには苦笑した。ちゃんとメカ戦闘もしっかり描いて百合もゴアもちゃんと見せる、と。で、ふとどこかで見た記憶があるなあと思ったら、これまたサンライズで作っていた「舞姫」だったりする。こっちもバトルと百合が凄かった(というか、サンライズでこういうの作るのか!という驚きの方が先だったように思う。ラブライブ!を作って驚かれたよりもはるかに皆びっくりしていたと思う)けど、その直系作品だったのかもしれない。まあ最後は普通にカップルになって終わったので思わず「ヘタレやがった!」とか思ってしまったけど、うん、そういう作品ではないよな、うん。楽しませていただきました。

「アイログ」終了

ガラケー時代から楽しんでいた(マイナー)アイドルソシャゲ「アイログ」((C)TAITO)がついに終了した。思い起こせば、アイマスソシャゲに少し疲れて「のんびりできるアイドルゲーはないか」で行きついたのが本作だったように記憶している。まさか幕引きまで付き合うことになるとは思わなかったけど。
いくつかのプロダクションを渡った上で、最後まで付き合うことになるプロダクションに誘われて何年も過ごしたことになる。推しはいいんちょこと秦瑠奈、次点でHi-S弐型とアマテラス、そのあとに天澤と菅原神楽と姫原ツバサ。あ、シェヘラザードもよかったなあ(そのほかいろいろ)。
ともあれ、第二期?セカンドシーズン?を準備しているのは確実らしい。始まったら再び参加させてもらう予定。…願わくばマナカッコワライ氏に絵師として復帰してほしいけど…運営と喧嘩別れしたからなあ。望みは薄いか。

BOHEMIAN RHAPSODY

QUEENは有名な楽曲を知ってたり、フレディがAIDSで亡くなったことを知っている程度(あと彼が死んだ翌日、先生が目を真っ赤にして喪服を着て授業をしていたこと、かな)。とはいっても、劇中局の大半は知っていた曲だったので、とんでもない知名度だったことは逆説的に理解できたりして。とはいえ「ノンフィクション」ではなく「フィクション」ではある点は注意…まあそんなことに神経をとがらせる必要は全くないくらい素晴らしい出来だった。
音楽映画として、あと一種の”ファミリー映画”として非常によくできた内容。またコンサートシーンのすごさは、いつの間にか全身に力が入っていたことからも体が理解していた。各シーンで誰が歌っていたのかについてはよくわからないけど、少なくとも音源が残っているものはフレディ本人であろうと思う(もちろん、映画用に色々調整や補完もしてるんだろうけど)。それ以外の所(極私的なシーンで歌うところとか)はどうしたのかはわからないけど、ネットに転がっている情報だと「フレディの声真似が凄い人」に歌ってもらったとかなんとか(苦笑)。ルパン三世の代替わりみたいだな。
歴戦のQUEENファンなら多分色々細かいところをツッコミ入れられるだろうけど、幸か不幸かそこまで情報を持っていなかったのも良い印象になったのかもしれない。またAIDSの告白時期が違う、というネット情報があったので改めてパンフを読んでみたらしっかりとLIVE AIDより後にメンバーに告知していたことが書いてあって、ある意味潔い。でもその「フィクション」のおかげで最後の20分の印象はその歌詞と相まって、そこまでの伏線をすべて回収をしている素晴らしい作りになっていた。よくやってくれたと思う。
見に行った劇場はおなじみ「立川シネマシティ」。本作は近所の劇場でも上映しているけど、音楽映画となればやはり立川の極上で聴くのが一番でしょ(年会員だし)と遠出。偶然、何度も通ったガルパン劇場版でも取れたことのない座席中央部の最高座席をゲット。いやもう、最高のコンサートになった。時間が合ったら、IMAXシアターや4DXでも聞き比べてみたい。

色づく世界の明日から

今期開始分。P.A.Works枠。
ここしばらくP.Aっぽいキャラデザが控えめになっていて、世代交代したのかなと思うところはあるけど背景描写の素晴らしさは変わっていないので相変わらず期待している。
現在4-5話まで進んでいるけど、タイムリープを除けば過去作品同様に青春路線で片付けていく方向性なのかな。もちろん最後は未来に帰還するのだろうけど、そこでのどんでん返しがどんなものになるのか期待したい。たぶん…そんな大きなものではなくてちょっとした小さな「不思議」こそがエンディングのキーになると思いたいけど。
そうそう、OPの「17歳」がなかなかいいね。世代の気持ちをストレートに歌っている感じが気に入っている。

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち

今期開始分。旧軍言葉やめちゃったの?
原作未読。アンドロメダは子供のころに作ったことがあるプラモで大好きだったのでそれを今の世にCGで見れるのは嬉しい限り…だけど、姉妹艦があんなに出てくるとはねえ…。そして相変わらず女性船員の制服が異様にエロいのはどういうことか(歓迎)。あえて理屈をつけるなら、最初から宇宙服形状になっているから男性よりも生存率を高めに設定しているだけ、ともいえるけどまあ後付けだよな。「スペースルックとは、松本零士の時代からこういうものだ」というわけだし、うん。
あと旧軍言葉が「かん→ちょう」に残っている程度で、砲撃時の「うちぃーかたぁーはじめー」が「てー」になってしまっているのは悲しい。受けなかったのかなあ。それとも今後ちゃんと発音が戻るのだろうか。
「愛の戦士たち」編のラストはあまり覚えていない。彗星帝国に拡散波動砲がなすすべもなく、最後は大和の波動砲による一点突破がキーになった、というのがうろ覚えだけど…乗員も結構死ぬんだっけ?うーむ。

SSSS.GRIDMAN

今期視聴分。タツノコが仕掛けたオールドリメイク路線と同じかな。
原作?未視聴。今期分からは外していたんだけど、ファンアートでやたら目に付くミニスカ少女が気になって検索したら本作だったのでニコ動で最新話を見てみた。ゆえに、ずいぶん昔の特撮作品が元ネタであることは知っていたけどその程度の知識だったし、TRIGGER製であることも知らなかった。
最新話と第一話しか見れてないけど、絵はきれいだし女の子は可愛いし、なにより特撮ファン(世代)を意識したカメラワークが地味にわくわくする。これはあれだね、MMD特撮ジャンルでやたら秀逸な昭和特撮の再現を見た時の感激と同じ感想だ。ついでに言えば、タツノコプロが昔の作品を現代風にリメイク(というより本歌取りの新作)したときの感覚とも同じだ。過去作を知っていれば楽しめるし、そうでなくても単独の作品として十分楽しめる。こういう作り方はスタジオの実力が問われるから、円谷がTRIGGERを選んだのは正解だったといえる。
とりあえず、小金がたまったら未視聴分も購入して見ておかないとなあ。

PSYCHO-PASS サイコパス2

psycho-pass.com
過去作視聴(2014)。これでようやく映画が見れる。
放送当時、1と比較して賛否が多かったように記憶している本作。個人的には1を見た後に「続きがあるならシビラシステムそのものに焦点を当てた物語を作らないとダメだろ」と思っていた口なので、ちゃんとシビラ社会に対する「社会犯罪もの」という作品にしてくれたのは、個人的には嬉しい(常守朱の万能優秀ぶりはちょっと辟易するかもと思ったけど、わずか12話程度で社会犯罪をテーマにする以上はこれくらいのストーリーテーラーをぶっこまないとアカンよな、とも思う)。あと霜月美佳はもっと精神破壊してもよかったんじゃないかなーと(おい)。シビラ社会の暗部に触れすぎて、いわば大ボスの目の前で「SANチェック失敗、アイデアロール成功」という最悪の選択?を行って「真なる狂気直前」になってしまった彼女が、これからどう生きていくのか…というか常守朱とどう対峙していくのか(対峙できるほどの存在になれるかどうかも怪しいけど)も観てみたかった。
いや、それにしてもねえ。これで劇場版をレンタルして見れるぞ!と公式サイトを見に行ったら2019年1月から新作劇場版があるんかいw偶然とはいえどういうタイミングだよ…しかもその第一弾が霜月美佳が主人公っぽいし(苦笑)。シビラの犬になってしまった彼女を改めて主人公に据えてどんな物語を作るつもりなのか、ちょいと気になる。