戦姫絶唱シンフォギアXV

今期開始分。ついにラスト、かあ。
過去作視聴済みで大ファン。ずっとリアルタイムで応援してきた身としては、「よしッ!」と言える出来をほめるよりも「あと10話程度で終わってしまう」という悲しさの方が強いかもしれない。でもこの作品はそういうのはナシで全力で楽しむのが適合者の嗜みというやつで。金子節も全力全開で聞かせてもらえることを期待したい。
話としては第四期から直結していることもあってか、名物の「第一話コンサート」は前期同様無し。その代わり、さらに格段にクオリティの上がった作画でゴリゴリのバトルシーンを見せてもらうといういつものシンフォギア。いや、あえて言えば「まさにシンフォギアって感じの顔」が出ていない点を突っ込むべきか。学友三人娘は声ナシでちょい役出演ってことは、実質これがラストだった可能性もあるのかなあ。一回くらいはちゃんと声アリで聞かせてほしいけど、溜まりにたまった複雑怪奇な設定と伏線の山を処理することを考えると、金子さん期待の学園編は難しそうだなあ。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note

今期開始分。ufotableじゃないのか。
原作未読(Fate/GOの連動イベントはクリア済み)。話として第4次聖杯戦争が出てくるから制作会社は同じかと思ったけど、違う会社であそこまでちゃんと描けるのか…。と、そこまで思って制作会社TROYCAを調べてみたら、ufotableの血が入っているスタジオなのね。素材やらなにやら色々都合が付きやすいわけだ。成立メンバーにあおきえいがいるのは個人的に好きだ。
絵は申し分なし。話が転がるのは次回以降だから特に評価はできず。まあこの品質なら最後まで見ると思う。

荒ぶる季節の乙女どもよ

今期開始分。岡田麿里枠。
原作未読。原作成分がどこまであるのかはわからないけど、いかにも岡田麿里が好みそうな題材だなあ、と。純朴そうな主役陣達にここまで赤裸々に語らせるのは男性ライターではやりにくいテーマかもしれない。このまま少女たちの悶々とした一人ガタリ的なコメディータッチで進展するのか、あるいは交際からの初体験物語になるのか、原作を知らないからこそ楽しみではある。
まあ、本家TRAIN-TRAINが流れ出したときはローリング☆ガールズを思い出して「ああ、また見てみたいなあ」と、作品と無関係な感想を抱いていたのも事実だけど。つーか、なんだ。THE BLUE HEARTSはアニメ音源でフリー音源化でもしてるのか(んなわきゃないが)。
ひとまず当面見ることにする。

グランベルム

今期開始分。「とりあえず見てみる」枠。
いろんなテンプレごった煮感が強くて胸焼けしそう。最後の一人になるまで戦う魔法少女系、かつメカ描写がはるか昔の「ラムネ&40」等をほうふつとさせるSD系。そして脚本が花田。なんか悪い意味で役満な感じがする。SD系メカってよほど物語にマッチしない限りは好きじゃないんだよね。自意識を持つならまだしも、本作みたいな純粋な乗機になるとなおさら。
いや、おそらく話としてはそんなにつまらないものにはならない、と思う。ただ特筆して見るべきところがあるのかというと現時点では結構怪しい。ということで、現時点では2-3話まで見て切るリストに入っている。

ダンベル何キロ持てる?

今回開始分。思ったよりもガチだったw
昔5だか10分アニメでトレーニングをするアニメがあったけど、それのジム版、という感じだろうか。でもまあ、筋肉・筋肉・お色気成分と期待通りの内容だったので満足だw
これを見てジムに行きたくなる人が増えるかどうかは微妙だけど、興味ある勢はそれなりにいるだろうし(自分もそう)、色々入り口になればいいんではないかと。行かないにしても、最後に運動の仕方を教えてくれるから自宅でも何とかできそうだし。

乱歩奇譚 Game of Laplace

過去作視聴(2015年作)。知らなくてもそれなりに楽しめた。
乱歩は知っているけど実際に読んだことがあるのかと問われると、おそらく中学生の時に何某かの作品を一本読んだ程度。なので正直楽しめるのか疑問ではあったけど、現代風にアレンジしなおしたおかげなのか、あるいは原作よりもわかりやすい構図になっているのか、普通に一本の作品として楽しめた。まあ…少年探偵コバヤシ君をあそこまで愛くるしいショタに仕上げる必要があったのか、という疑問はあるけども。ああいうフックを作らないと受けないかもしれないという制作側の焦りもあったのかもしれない。
実際の怪人二十面相がどういう作品だったのかは知らないので、本作が原作を知っている人の目にどのように映ったのかは知る由もない(まあネットでブログを漁れば少しは出てきそうだけど)。ただ、現代風の社会病理をうまい具合に切り取った(ないしはアレンジした)のは間違いないと思う。ここまであからさまではないにせよ、社会法制や警察機構の取り締まりと、一般大衆の犯罪敵視の感覚はずいぶんと離れてしまっているのは事実ではあるし(それが正しいかどうかはともかく)。まあ乱歩をよく知らない立場からの考えなので、本作が「あくまで乱歩を軸にし、そういう層に訴えかけた作品」である以上、見当はずれな意見かもしれないけども。
(付記)ちょうど同時期に放送されていた「ガッチャマンクラウズインサイト」でも、ネット社会を模した実験的な作品をやっていたところを見ると、ちょうどそういうテーマが流行っていた時期だったんだろうか。

パンチライン

過去作視聴(2015)。エロコメかと思ったらちょっとしたSFだった。
パンツを見た時の演出が「えらい昭和やなあ」と思ったけど、今時(といってもすでに4年も前の作品だが)だとかえって新鮮とも言えたんだろうか。さすがに当時の評価を再確認する気もないけど。
入れ替わりの真実?については結局言及らしきものがなかったので「そこは流せ」ということだったんだろう。まあ、物語自体を面白くするための舞台設定なら突っ込むだけ野暮と言わせるだけの物語ではあった。主人公(の体)が女性体であったことは画面トリックにすっかり騙されてから、最終回の演出にはちょいとばかり脳内が混乱してしまったり。でもご都合主義のバランスがいい感じだったので、そんな悪い気はしなかった。