参議院選挙2022(表現系)

古参新参入り乱れて「表現系候補」が大量に出現した今回。それ自体は嬉しいけど、本気で表現の自由で動く覚悟がある方は少ないです。

個人的なお勧めは以下になります。ご参考になれば幸い。

  • 全国比例(全国どこからでも投票可能)

赤松健(自)
ふじすえ健三 (自)
くりした善行 (立民)
要友紀子 (立民)
松浦大悟 (維)
たるい良和 (国民)※党首も反対派
与党候補>立案時から修正を要求可能
野党候補>規制推進に傾いた野党を変えられる

  • 県別(地元の人しか投票できない)

afee.jp
AFEEが公開している「表現の自由に関するアンケート」が参考になります。
onedrive.live.com

ワンダーフェスティバル2022冬

前回のリアル開催がいつだったか忘れそうだったけど、久しぶりの開催は嬉しい限り。
ただ、企業・ディーラーともコロナ第六波の影響で参加組が大激減。レイヤーさんも余裕で人数を数えることが可能な規模で、正直寂しさが半端ない回になってしまった。幸いにして、いくつか面白い造形を発見できたのが救いではあったが、それですべてがチャラにできるほどでもなく。ワンフェスに参加して、初めて閉会前にやることがなくなって撤収してしまったし。
次回2022夏?は少しは盛り上がってくれるといいけど、コミケ100も早々にコロナ対応でC99から少し規模を大きくした程度でやると宣言していたから、ワンフェスも同様になってしまうんだろうなあ。

衆議院選挙2021+最高裁判事国民審査

さてやってまいりました、衆議院選挙。いつものように「表現規制反対」を第一候補として政党や候補者を探す。
ちなみに衆議院小選挙区(一選挙区で一人しか当選しない)は参院選と同じだけど、比例のシステムが違っている。

  • 衆院比例は「名簿拘束式」「地域ブロック式」なので、「個人名の投票ができない(というか意味がない)」。地域ブロック式なので、地域性が強いテーマが主。全国普遍的なテーマは弱くなりがち。また、あくまで政党が決めた名簿の上位から当選者が決まる。なので、比例上位に当選させたくない人がいたら、とにかくその政党の名前を書かないということしかできない。
  • 参院比例は「名簿非拘束式」「全国一律」なので、前回の山田太郎議員のように「個人名で票が集められる」。しかも全国1ブロックなので「全国に普遍的なテーマ(それこそ表現系)」でも武器になる。

表現規制系で参考になるサイト

1)
いつもお世話になっているAFEEの「議員に対する表現関連のアンケート」。規制推進派は回答しないのはお約束。
回を増すごとに回答者が増え、好きな漫画アニメでも「誰でも知ってそうな無難な作品」から「マニアックなもの」に傾向が変わってきている。無難な作品だと「適当に書いてるだけでしょ」というのですぐばれるわけだし。
afee.jp
頑張ってるので、よろしければ寄付をお願いします!
2)
山田太郎のさんちゃんねる(Youtube)の参院選表現規制
www.youtube.com
相変わらず1時間30分ほどしゃべりっぱなしだけど、各政党公約の表現系のコメントも入れてくれている。あとこれまでの表現系法案の流れも。できれば見てほしい。

さて今回は・・・

で「表現系」と言われるジャンル。これまでは政治家にとっては箸にも棒にも掛からぬ分野だったけど、前回参院山田太郎議員の「53万票ショック」の影響か、今回それを意識した政治家や意見も目立つようになってきた。それ自体は嬉しいことだったけど・・・なぜか表現規制を推進する公約ばかり上げてくる政党が増えているという事実。

  • 自民党公約にて青健法(仮)の復活を宣言。(かつて山田太郎議員が頑張って表現規制系は全滅させたやつ)ただ、今回も山田太郎議員が走って事実確認をしているので、一応火消しはいる形。あと山田議員の動きに呼応してか、表現規制反対派も少しずつ増えている様子。
  • 立憲民主党公約。これまで規制反対(党首の枝野氏はかつて反対派で有名だった)だったのに、突然公約にて規制推進に転換。*1かつて山田太郎児ポ法で削除させた附則二条も復活させるとある。共産騒ぎの陰に隠れているけど、実はこっちのほうが言っていることはかなりやばかったりする。ただ、個別の議員レベルでは規制反対派もいるので彼らを支援することで方針転換させられる可能性もなくはない。
  • 共産党:党の歴史的にも規制反対派の旗手であり、都条例でも頑張ってくれた。のが、今回公約にて手のひらを返して都条例のコピー&2016年のブキッキオ報告(内容は「女学生の3割(のちに13%に修正…ってこれでも多すぎだろ!)は援交している」というトンデモ情報を、世界に英語でデマを大々的に宣伝した)を基にした規制の実施を公約内で宣言。そして「児童性虐待・性的搾取描写物」と「描写」という表現を使用。「描写」は通常漫画・アニメが含まれるので、これは意図的なミスリードと言って差し支えない。また都条例の「非実在青少年」ならぬ「非実在児童ポルノ」なる造語まで創造。大炎上したので少し公約を追記修正して「表現規制はしない」としているが、その直後に「極端に暴力的な子どもポルノを描いた漫画やアニメ、CG、ビデオ、オンライン・ゲーム等」と明文化しているので、どう考えても規制対象になる。さらに「一足飛びにはやらない(徐々にやるのね)」とか「規制はしないけど、幅広い関係者と力をあわせて取り組みます(大衆圧力で自主規制>根絶にしたい)」とか書いてあるし、某ネット番組では「表現規制公約の内容的には変更はほぼないうえ、「コミケ児童ポルノで金稼ぎしてる(コミケはすでに自主規制してるし、同人活動を金儲けとしか見ていない)」とか言うし「あんたら、かつてレッドパージで同じことされてるやん。それ忘れたの?」とツッコミしかできない状態に。反対派の議員もいる・・・のだが、共産党は党則として「上の言うことは絶対(意訳)」というのがあるので、正直「表現規制反対」の立場的には「敵に回った」と考えるしかない。
  • 公明党公約でははっきりしない。とはいえ昔からどちらかといえば規制派ではあるが、自民との与党側であり、反対派も少し増えているらしい。どうでもいいが、公約のPDFテキストが画像化されてテキスト検索できないのはわざと?
  • 維新:表現規制に関する公約は明示されていない(ないわけではないが、かなりざっくりしたもの)
  • 国民民主:明確に表現規制反対。ただ「創作表現保護のために規則を作る」は山田太郎議員曰く「やりすぎ」とのこと。現在の親告罪+著作者とファンのグレーな関係性の維持がベターであるため。
  • れいわ:直接的な表現はない?(無関心層かも)

つまり「これで与野党に規制反対派が増えて、ようやく少し心が落ち着く・・・」と思ってたのに、まさかの立民・共産の「野党側が規制側に回る」という大転向。本件についてのみ言えば、自民の方がよほどリベラルなのがもうわけわかめ。立民(旧民主党)と共産には都条例の時に反対派として動いていただいた恩義があって、できるだけ投票はしてきたけどさすがにこれは縁の切れ目。

ということで。正直表現系にとって頭の抱える事態になっている。そのうえで投票先を決めるなら、前述のAFEEのアンケートが一番参考になるかと。そうでなければ・・・。
1)個人
公約や本人のHPで、表現型に対する理解・方針・過去の動向を確認して決定する。AFEEアンケに前向きな回答があればひとまず安心。こちらは与野党関係なく(ただ共産は一考の余地あり)、反対派であれば投票していい。いくら党が「規制だ!」といっても、議員の多くが反対派になれば自然と反対に流れるので。
与党でもよいなら、山田太郎議員のtwitterで推薦している議員もあり。
2)比例
国民民主、維新、れいわあたりか。「山田太郎+ブキッキオ報告を否定させた(当時の)岸田外相・現総理」を信じるという条件付きなら自民もあり。申し訳ないが、立民・共産は今回は「危険」としか言えない。

最高裁判事国民審査

衆院選のたびに実施されているけど、いまだ誰も罷免されたことがないという国民審査。有効投票の半数から「×」を書かれたら判事を下ろされる。
とりあえず各家庭に届けられるプロフィールや判決内容や以下のサイトを参考に。「あの事件でそんな判決をだしやがって!」とかあれば×にすればいい。
最高裁判所 裁判官の国民審査 特集サイト2021|経歴や注目裁判での判断は|NHK
「憲法の番人」11人に審判 最高裁裁判官国民審査:東京新聞 TOKYO Web
最高裁の裁判官をチェックしよう 対象11人のこれまでの判断は? 衆院選と同時に国民審査 :東京新聞 TOKYO Web

*1:表現規制をする!と明記しているわけではないが、国連基準の女性関連を丸呑みすると言い出した。ここには「漫画アニメのような架空の存在でも表現を禁止」という内容が記載してある。

東京都議選(7/4):表現の自由に関する動き

正直毎回主義主張の薄い候補ばかりで、とても日本の首都の都議を選出する選挙とは思えない。
とはいえ、

  • 「東京で決まったことは、なし崩し的に全国にも波及する(「東京がやったんだから」で話が終わる)
  • 「出版社の大半が東京に集中しているため、東京で表現規制が強化されると(蛇口の元栓が締められるように)全国も同様になる」

という状況は何も変わっていないので、少しでもマシな候補に投票したいと毎回考えている。

幸い、今回は「AFEE:エンターテイメント表現の自由の会 公式HP」が独自取材を行って、各選挙区ごとに「表現の自由」を支持してくれる議員を紹介してくれている。
都民で選挙権がある方は、ぜひここを参考にしてほしい。
「表現の自由を守るための約束」に賛同した2021都議選候補予定者一覧

「あの党ではなあ…」という声は毎回聞くが、こと「表現の自由」に関してはすべての党に反対派・賛成派が入り混じっている状態であり、党派性は皆無に等しい。あえて言えば、「表現の自由を尊重する人が多く当選すれば、そういう方向性になる」ということだけだ。
山田太郎参議院議員が、あえて野党ではなく与党自民党から立候補したのも「本丸から攻めないとダメだ」と決断したためであり、実際その成果は非常に大きい。一年生議員だというのに、表現系制作・若手向け政策・IT向け政策・こども向け政策にはいの一番に官僚や政党内から意見を求められる立場になり、実際それ系の委員会にいくつも所属し、事務局長やそれに準ずる立場に立っている。(正直「働き過ぎて倒れないでくれ」と祈るレベル)
そのような動きを、首都の議会レベルからでも支援できる都議を一人でも多く増やしていきたい。

サクラ革命、サ終の延期

sakura-kakumei.sega.jp
6/30昼でサ終のはずだったのに、「機能限定版の完成度を高めるために」6/29の夜に突然の「サ終の延期」という珍プレー。
まあ既存ユーザーにとっては嬉しいニュースだし、自分のようにサービスインからプレイはしたけど「これがサクラ大戦の系譜…?本気なの?」とドン引きしてしまって、ようやく心の整理がついて少しはプレイしとくか…といった人にもありがたいといえばありがたい。キャラは全然育ってないけど、なんとかエンディングまではたどり着きたい(現在四国終了)。
しかし、運営元のDWにとっては何も良いことがない「サ終の延期」をなぜ行ったのか。
とりあえず「機能限定版の完成度を高める」とあるので、まさにそれが原因とは思うが、ぶっちゃけ「サービス終了したらあとは知らない」とほっとくことだってできたはず(もちろん、めちゃくちゃ叩かれるだろうけど)。だけどそうはしなかった。これを「DWも根性あるじゃん」と最初は思っていた。…んだけど、冷静に考えると完成度の低さなんてのはサ終直前にならなくても判るもんであり、それをなぜギリギリのタイミングまで引っ張ったのか。
個人的な予想は以下の通り。当たっているかは本人たちしかわからないだろうけど。

  • サクラ大戦」のブランドを借りている以上、サ終とはいえセガの意向は無視できない。
  • 「機能限定版」をセガに提出し、セガが動作確認を行った。おそらく、ここで「あまりにひどい出来に、セガが全部やり直しを命じた」のではないか。(仮にも「サクラ大戦」という大看板を背負っている以上、「こんなのサクラ大戦じゃねー」とユーザーが思おうがなんだろうが、セガとしては大事なIPにこれ以上傷をつけるわけにはいかない)
  • DW側はぎりぎりまで交渉(今のレベルで勘弁してくれ)、ないしは修正を行ったが万策尽きた。
  • 結果、DWがセガの指示(というよりお叱り)にしたがって、自腹でサービス延長を決定した。(もちろん赤字がひと月分垂れ流し)

ちなみに…

最初は「こんなのサクラ大戦ブランドで出さず、オリジナルで出せばよかったのに」と思ってた。というか「サクラ大戦」の系譜で出したのがすべての間違い。事前公開のアニメは悪くなかったとはいえ、「新サクラ大戦」を出した直後にいきなり100年後、サクラ大戦の設定は大半が吹き飛び実質パラレルワールドでは、本来集めるべきサクラ大戦ファンがそっぽを向いて当然。
とはいえ、ここしばらくプレイした限りでは(キャラがあまり可愛くないという致命的欠点はあるけど→これも慣れれば大丈夫だった)、ゲームとしてはそんなに悪くはないので、オリジナルゲームとして地道に評判と客を集めていければもう少し長生きできた気がする。まあ、すべては「今更」ではあるけど。いっそ、スマホゲーじゃなくてパッケージ売りでswitchかsteamで売った方がよかったかもしれない。

艦これ2021春イベント「激突!ルンガ沖夜戦」終了

正直、毎回これくらいイベントが長ければ、のんびりプレイ&サラリーマンの自分には非常にありがたい。今後もぜひ。

今回の成果

・甲乙乙丁丙(全クリア)
・イベントドロップ入手艦:伊203、巻波、涼波、宗谷
・その他新入手:狭霧、迅鯨

イベントドロップ艦はどれも攻略中のドロップ。今回は異様に運が良かった…。

艦これ2021春イベント「激突!ルンガ沖夜戦」

当面は、先行組が戦略を確立してからのんびり進める予定。
とはいえ、ぼーっとしているといつの間にかタイムアップになりかねないので、うまくタイミングを計りたい(こういう時に限って、仕事が忙しいんだから…)