魔法使いの嫁

今期終了分。もっと恋愛寄りの話かと。
原作未読。本屋で見た限りでは少女漫画チックだったので「妖怪と少女の純愛物語なのかな」と思ったら、全くの逆だった(苦笑)。まあ、個人的にはそういう話の方が好みなので、むしろ想定外の喜びではあったけど。
CM等を見る限りでは、原作はもう終了しているのかな?命の維持のために結果的に身体を変容させているチセと、人の心がまだ理解しきれていないエリアスの行きつく先がどのようなものになるのかはちょっとばかし興味がある。
とはいえ、アニメでは(一応)婚姻関係まで行きついてしまったから、これで終了にしてしまうのかな。

恋は雨上がりのように

今期終了分。良い距離感を持った終わり方。
原作未読。ハリウッド映画では「少女とおっさんの恋愛模様」っぽいのは多くの作品にあるけど、日本の創作では案外少ない。これはそれを真正面から描いたわけだけど、あっさりとくっつくわけでもなく、互いが互いの年齢や立場を尊重する位置関係を見つけたところで幕を引いた、というのは案外とない展開で驚くと同時に、良くここに持っていくことにしたなあとも思った。
ラストシーン、二人が抱き合うシーンはあったけど、あれは想像の一シーンで会って実際にはそうなっていないのではないかなというのが個人的な考え。というか、この時点ではぜひそうあってほしい。
原作もちょうど終了するらしいから、しばらく後のノイタミナで続きを作って最後までやってほしいな(今回のラストがそのまま原作のラストなのかもしれないけど)。
そうそう、OPのハイトーンボイスが大好きでした。

大洗海楽フェスタ2018

すでに大洗に来る目的はガルパンではなく大洗になっている。ガルパン自体には今でも十分関心があるけど、それ以上に大洗という町が心の洗濯にちょうどいい。というか、海楽フェスタも、大洗自体にも、来るのは何回目だろうか。
いつものように朝は商店街経由で大洗磯前神社にお参り。その後に商店街にもどって、色んな店を食べ歩き。今回は結構早めに来たおかげか、前回売り切れていたところが軒並み食べることが出来てうれしかった。丸五水産の海鮮丼物なんて、昼ごろにはすでに売り切れることが多いからねえ。そして、そのままメイン会場に移動して、ガルパンの舞台を楽しむ。新しい情報は出てこない(あえてでるなら「遅れます」)と最初から考えていたので、そこはまったく問題なし。声優の皆さんもすっかりここに慣れた・・・というかなじんでるし。普通に考えれば「いち地方都市の野外ステージ」なんて「ドサ周り」としか考えられないけど、ここだけは本当に例外になってしまったからねえ。
ステージ後は「大洗シーサイドステーション」にてガルパン関連の店舗や屋台をのんびり見て回る。本当は、海岸に出てボーっとしたかったけど、正直イベントついでに行くには時間がなさ過ぎる。そして商店街に戻ってこちらも暢気に散策。江口又新堂さんで野上先生のサイン会(戦車学校かリボンの武者か忘れたけど)があることに気がつき涙を呑んだのが唯一悔しかったことか。
撤収はちょっと早めに。体力が尽きたというか、一通り回れるところは回った気がしたので。やっぱ、イベントのないときに来て、海岸でボーっとしてみたいなあ。

大洗おもてなし会議 四十七位の港町にて

大洗海楽フェスタにて、江口又新堂店頭で行われたサイン会で残念な思いをしたけど、そこでお二人目としてサイン会をしていた作家の作品がこれ。聞かない作家さんだけど、とある層にはファンがいるらしい・・・。江口又新堂では売り切れてサインも終わっていたので、そのお付の方(たぶん担当編集)に売っている場所を聞いたら、水戸駅の本屋で売っているとの事。ちょうどいったん改札から出るつもりだったので、そちらに寄って購入。帰りの電車で読む。
話としてはまあ嫌いではない。けど、正直なところ「大洗という土地に関心がある日と向けのファン小説」の域は脱していなかった。ノリで書いたけどこれどうしよう、そうだ大洗ファンに売ってしまおう・・・などと軽いノリで決まったわけではないのだろうけども、大洗に関心がない層には正直刺さらないだろうなあ、これ。過疎や村おこしに悩む人々に向けてもう少し一般化、あるいは社会派の方向性で書けばもう少し幅も広がったかもしれないけど。一応「厳しい旅館業の側面」はそれなりに調べて書いてあるからそっちの人にとっては「あるある」があるともいえるけど、タイトルからはそこまで連想するのは難しいよなあ。
ただ、大洗ファンやガルパンファンは読めば楽しいと思う。それそのものをずばり、という単語こそ出ていないものの、あちこちに「分かる人にはわかるにやりとできるシーン」があるので、ファンブック的なのりで読む分には楽しめると思う。

シンフォギアライブ2018

www.symphogear-axz.com
奇跡的に初回ライブからすべてのライブに参加できているシンフォギア。今回は武蔵野の森総合スポーツプラザという初めての場所で、しかも座席も舞台反対側の壁際。まあ行けるだけマシだよな…と思っていたけど、そんな席でもしっかり舞台が見ることができるレイアウトになっていて、この会場を設計した人は良く分かってくれてるなあ、と。
さて前回の武道館は内容的にがっかりだった(歌合戦で終わってしまっただけ)ので大丈夫かな…と心配していたけど、その不安は見事に吹き飛ばしてくれて安心した。これなら円盤を買う価値がある。虹花やってくれたのは嬉しかったなあ。あれ、一番アガる曲だからなあ。第二回ライブのあの盛り上がりを思い出して目が潤みかけた。やっぱ、シンフォギアの座長は悠木 碧しかいない。
そして…蒼井 翔太、お前、すごいわ。マジで…。

バジリスク ~桜花忍法帖~

今期開始分。本家、超えられるか?
原作未読、ただし前作バジリスクは漫画・アニメ・小説(山田風太郎)読了。ベースとなった作品が、原作アニメともたいへん素晴らしい出来だったので、それを翻案にして作成したこれがそれを超えるのは極めて難しいと思う。というか、なぜスピンアウトを作ろうとしたのか…。
アニメ第一話を見た感じでは、今ひとつつかみが弱い。ベースのバジリスクは最初から「殺し合い」が明確に見えていたから、視聴する方もその覚悟でできたけど、どうもこちらはその辺りの追い詰め具合が弱腰というか。現時点で言えることは、「せめて前作の8割位は届いてくれ」ということくらいだろうか。

刻刻

今期開始分。思ったよりハードだった。
キャラデザを梅津さんがやっていたのでチェックした作品。OPとか見ていて、今監督の「妄想代理人」とかを彷彿としてしまった。
キャラ配置が嫌に現代社会の下層をリアルに再現しているのがまた心に痛い。超能力?はあるけども、その力も1話にして容赦なく「特別なものではなくなる」という展開だし、着地点が見えてこないという点でもこの先が楽しみで仕方がない。まあ、かなりの流血アニメにはなるんだろうと思うけど。