名古屋を歩く

ガルガンティア劇場版の後編がやっていると知って最寄りでの劇場を探すと、名駅近くの109スクウェアで公開していることが判明。さっそく見に行ってみた…が、なぜか劇場超満員。チケットを買うどころかロビーに入るだけでも一苦労のレベルで心が折れた。とはいえ、このまま帰るのも癪だったのでどうしようかと思って調べてみると、ここから徒歩1時間半〜2時間程度できることが判明。しかも道は大通り沿いに歩けばいいというイージーコース。ということで歩く。歩く。

  • 矢場

名古屋駅周辺を離れるとビル街が続くとはいえ日曜日午後のせいか人通りは少ない。そのためかビル街の裏にある民家が見えて「ゆる〜い熱気だけは残っているシャッター街」なんて言葉が浮かんでくる。しかしじきに人混みが戻ってきた。矢場、というらしい。「矢場とん」の矢場ってこれかあ…とかボークスがあったのでちょっと入ってみたとか、近くの無料公開ステージっぽいところで素人バンドやAKBかぶれの集団がパフォーマンスしていたりと、ちょっとした秋葉原という感じ。

というわけで本店らしき店があったので「ハーフハーフ」を頼んで食う(少し高かったがまあいい)。うまい。旨い…んだが、同時に名古屋における「味噌(カツ)」の立ち位置も何となく分かる。プレーンととんかつはまごうことなきとんかつで、ソースやキャベツと合わせて普通にうまかった。そしてもう一方、そして目玉の「みそかつ」を食べると…味噌の味がどっと攻めてきた。というより、これ明らかに味噌ソースが勝っている。名古屋に来ていくつかの揚げ物を食べたけど、多くに味噌ソースがついていて、そちらの味が強いし、それも旨い。つまり…すでに味噌ソースは明らかに主役。その主役を引き立たせるために、数多の食材が用意されている、そんな感じ。美味しいことには違わないんだけど、このくどさは好き嫌い別れるところだなあ。

  • 忘れ物の古物店

鉄道の忘れ物を古物として販売している店があった。案外客は入っていた。中にあるのはまごうことなき古物で、なんというか貧乏市場のように…というかそれにしか見えないんだが、そのバリエーションの多さは非常に興味深い。つまり、これをわざわざ購入して理由の有り無しにかかわらず忘れてしまった…その後引取もなくこの店に並んでいることを考えると、色々と想像するのが面白い。服、靴、財布、雑貨やスマホがらみの小物は当然として、アニメのフィギュア(こんなデカイもの忘れるなよ!)とか、ぺぺのローション(しかも半分使用済み)とか、下着とか。安いんだろうけど、ここで買うのは勇気がいる商品も多数。客と店主の立ち話を横から聞いていると、高価な商品はこういう店に流れる前に引き取られてしまうらしい。ということは、そういうの専門の店もあるのかな。あとで調べてみたら、「久野商店」というところらしい。

国内外合わせてやたらと並んでいる。この並びで有名ドコロはほとんど揃うんじゃないだろうか。東京でもここまで並んでいるのはなかなか見ない気がする(単純に密度の問題かもしれんけど)。

  • 公園

出入り自由なガーデニングスペースみたいなところや、大きな公園が幾つもあった。あまり出歩いてこなかったので、こういうのが歩ける距離(…1時間が?)にあるのは驚いた。桜の季節に行けばよかった。