ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常〈2〉

裏話集、その2。とはいえ、過去作品を読んでいると楽しさ倍増の作りになっているのは、この作品群のお約束。この作家さんはごく普通の脇役程度の登場人物ですらいろんな場所で登場させてくるので、ざっと読み流す程度だと思わぬ読みどころを見落とすことがあるので油断できない。

地獄少女

最初はシリアスなホラー物の一端として見ていたが、最近ではすっかり「アイがいかに笑える登場をするか」の1点にかかっているような。本人達はまじめに地獄に流そうと色々凝った演出を考えているんだろうけど、端から見ると「やりすぎて大笑い」の展開続き。・・・いや、それが悪いというわけではなく、逆に楽しみになってしまっているんだけど。
ところで。アイの台詞が毎回同じで、新しい台詞が滅多に出てこないところからすると、もしかして「能登の声はあらかじめ1回だけ録音済みで、あとは多少タイミングをずらすだけで使い回しているだけじゃないか?」とか思ったら駄目ですか?

JUNKPART

同人音楽企画集団NoBrandSoundsの音楽集。九十九百太郎らが過去に作成し没になった曲をまとめたまさに「ジャンクパーツ」なアルバム。個人的には、裏コード「正義ノ光線(The Justice Ray)4」があると聞いたので買ってみたけれど。むぅ・・・このシリーズのPart4として聞くと、全体的に盛り上がりや高揚感、パンチ力に欠ける気が。過去3作品ほど印象に残らないし。元が「某百合系エロげー」のための曲と言うこともあって、あえておとなしめにしたんだろうか。