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今年の暑さは「熱」より「蒸」かなあ。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
エヴァンゲリオン 公式サイト
ひとまず見た。まだ公開直後なのでネタバレ的に書くことは避けるけど、なんかこー、色々凄かった。そりゃ、このストーリーなら、旧作流用カットがほとんどないと言われても「当たり前じゃん」としか答えがない。いや、いくつかは旧作から流用したカットは確かにあったけど、本当に数える程度。
あと、映像&ストーリー共に、旧作を知っている人に向けての"いたずら"や"意地悪"もある。ここ数年すっかり平和ボケしていた庵野監督も、昔の調子を取り戻しつつあるっぽいし。まあ、とにかく興味があるなら見た方がいい。特に旧作見ている人は。ただし、見るまではネタバレ情報シャットアウトが原則。パンフレットにすら「劇場を見終わるまで読まないでください」なんて注意書きが壁に貼ってあるし、シールで封もしてある(これ、剥がすよりも、カッターやペーパーナイフ等で切った方が良いと思う)。
さて序・破ときて、残りの「急Q」はいつになるんだろうなあ。
鋼殻のレギオス
WebNewtype - アニメ情報誌「月刊ニュータイプ」公式サイト
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2009/07/24
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結局原作既読者専用だったのかなあ。冒頭の「いかにもファンタジア文庫が好きそうな設定群」を見て、このあとどんどん舞台と世界が広がっていって収集つかなくなるのかなあ、とか思っていたら、結局移動都市という枠組みから飛び出すわけでもなかった。世界設定がらみは残り数話程度でようやく情報が出てきたみたいだけど、世界設定説明と専門用語ばかりで、アニメが作品初見組としてはワケワカラン状態。せいぜい「より高次元の世界があって、そこからレギオス世界を潰す先兵(汚染獣)が来て大変だー。でもそっち側の世界の住人(または関係者)がレギオス世界にいて守ってるぜ」みたいな感じくらいしか。
ということで、結局キャラクターくらいしか見ることがなかった。まあ、作品を見る限りでは、キャラ萌えだけでも問題なさそうだったけど…2クールも時間を使ってこれだけってのもねえ。しかも、続編作る気まんまんのようだし。やるのは構わないけど、アニメという媒体をメインにしない方がいいんじゃないかなーと思う。最近流行の「単行本にDVD」という商法で展開した方が良いのでは。
あと最終回、いきなり献辞みたいなのが出たので関係者が逝去したのかなとおもったら、制作陣の中心のお一人だったようで*1。これは無念だったろうなあ。
*1:小磯哲也氏。