探査機はやぶさ

イオンエンジンの稼働も含めて、イトカワに到着した段階ではやぶさは100%の業務達成率となっており、以後のミッションは「おまけ」に相当するものであるはずですが、さすがに着陸&試料採取まで成功してしまうと、どうしても「欲」というやつが出てくるもので・・・。
TPS/Jメルマガ*1より。

私個人の推定では、現在の「はやぶさ」は、セーフ・ホールド・モードに近い状態にあると思われます。ただし、スピン軸は太陽を向いていないで、ほぼその方向を中心として「みそすり運動」(コーニング)をしているのではないでしょうか。心配の種は、スラスタですね。繰り返しますが、「はやぶさ」搭載の推進系を除く各機器の状態は、健全に保たれています。

なんとかして回復できればと祈るばかり。時間はかかってもいいから、せめて帰還軌道方向に放り込めればなあ。八百万の神々にも、はやぶさの姉さん達にもお祈り申し上げます・・・。
詳細は、松浦さんのbloghttp://smatsu.air-nifty.com/lbyd/に詳しいです。