テレビ放映とDVD

いくつか最終回の放映がまだ終わっていない作品はあるにせよ、一通り終わったところで感じたのは、とにかくテレビ放映中で終わらせることなく「続きはDVDで!」「真の最終回はDVDを!」と言った売り方があまりに増えてきたということ。いくら「オタクは金を持っている上、好きなことには惜しみなく使う」と思われているとはいえ、あまりに客を舐めきった商法であることに代わりはない。ただオタクも馬鹿ではないので、あまりに頻発するようであれば「放映最終回までDVDは買わず、最後の評価に従って買うかどうかを判断」という行動に出ると思うが・・・。*1
DVD商法を使うつもりなら最初からDVDシリーズにしてしまい、第1話だけネットかアニメ番組枠を買い取って放映する位のことをしてくれ。テレビを使うなら、その中できっちり終了させるのが最低の義務。不誠実な商売は、そのうち自身のクビを締めることになるのは古今東西変わらない話。*2

*1:例え前半が良くてもラスト数話で失速したり、そもそも終わらせる気が無いことが見え見えだった場合、おそらく誰も買おうとせず良くてレンタル、悪ければP2Pで流れる動画を拾うくらいのことすらやってしまうだろう

*2:良いDVD展開もあるのにね。事前告知の上で、外伝的内容でよりファンが喜ぶようなエピソードを追加とか・・・「かみちゅ!」のやり方は誠実でうまいと思う