ロケットガール
- 出版社/メーカー: ハピネット
- 発売日: 2007/06/22
- メディア: DVD
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天使は結果オーライ―ロケットガール〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 野尻抱介,むっちりむうにぃ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/11
- メディア: 文庫
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で、ロケットガール関連のネット上の意見を見ていると、遙か昔に隆盛を誇った「軍オタ」「SFオタ」が今ではほぼ死滅してしまった理由が透けて見える感がするのが別の意味で面白かったり。この二つのジャンルの衰退&死滅の推移は本とかでしか読んだことがないから、肌で感じられるのは貴重な経験かもしれない。奇しくも「萌えよ!戦車学校」にて秋山教官が(現在の軍オタ壊滅状況に対して)歴戦の軍オタ達に吐いた毒が、まったくそのまま当てはまる図式になっているのも、また面白い。「こんなこと常識/理解できないのが理解不能/分からないなら口を開くな(資格がないから)」と言わんばかりのSFオタに対して「素朴にツッコミ入れたらマジレス&批難ってなに/何故そんなに必死で居丈高なの?/これアニメでしょ」と呆れているアニオタ。一番多かったのが「本格SFとか言ってたけど、衛星軌道から手動で大気圏突入して学校のプールに着水ってラノベ展開だよなあ、ハハハ」に対する答えが「(極めて断片的だけど)アニメ映像と原作を読んで、大気圏帰還軌道の情報を理解した上でちゃんと計算すれば全然問題ないのに、そんなことも分からないの?出直してきなさい。理解できないなら黙って見ていろ」というパターン。SFオタの気持ちも分かるけど、空気を読んで相手を見てどう話せば素直に受け取ってもらえるかを考えないと、せっかくの最近徐々に増えてきた"SFファン拡大の機会"を自分で叩きつぶしているだけと思うんだけど(SFオタは一定の年齢以上の人=社会人が圧倒的に多いはずなんだし・・・。「面倒」とか「そこまでやってやる理由が理解できない」というのならまあいいんですけど)。望むと望まざるとに関わらず、時代は変わっているんだし。