G.Uシリーズの本家本元のノベライズ。実際読んでみると色々と細かい設定や展開が違っているのがよく分かる。これまでのG.U系出版は、あくまでG.U.を同時間軸に置いたアナザーストーリーという扱いがほとんどだけど、この物語だけは全く違っていて、あくまで
シナリオライター自身の世界観による物語になっているのが興味深い。通常、ゲームの原型なんて物は表に出ないことがほとんどで、せいぜい「コンプリートガイド」のおまけにちょっと掲載されるくらいなんだけど、G.U.については
シナリオライター自身による物語をここで書かせてしまうというのだから、やり口が楽しい。実際読んでみても、ゲームやアニメとも少しズレた展開に興味がわいてくる。続きを早めに読んでみたい。･･･まあ、その前にG.UのVol.3をコンプしろよ、俺。
