「・・・なんで、これの小説があるんだよ」という好奇心のみで衝動買いしてしまった一冊。流石に「アニメ版
もえたん」のような英文教習は無かったけれども、「ぴくせる★
まりたん」というコンテンツの空気を理解している人の作品ではあると思う。それにしても、
HOBBY JAPANまで
ラノベを出してくるとはねえ・・・。ここ数年で
ラノベ専用ブランドを立ち上げる出版社が雨後の竹の子状態になっているけど、いい加減飽和状態でもあるんだよね。大半の作家は数発勝負で消えてゆくし、読者側でも「あえて新人作家の作品」を買おうという意欲がある人はかなり少なくなっていると聞く(だから、売れっ子作家の多作ばかりが目立つ)。まあ、この小説の作者である「L.B.ジョンソン」なんて、本当にこの小説(この一冊)を書くためだけの名前だろうから、二度とお目にかかることも無いと思うけど(ミリタリ好きの中堅作家が名前隠して書いている可能性もあるけどね)。まあ、
まりたんが好きなら買っても良いと思う。