エースコンバット6

エースコンバット6 解放への戦火

エースコンバット6 解放への戦火

そんな体調だってのに、むりやり一周クリア。ゼロの時にあったストイックさは吹っ飛んでるけど、じゃあ物語重視か・・・というと、こっちもちょっと甘い。というか、今回物語面は「あえてゆるく作った」というようにも感じられる。物語としても盛り上がり度合いだけで言えば、かなり肩すかしかもしれない。とはいえ、ラスト近くになると敵もかなり強くなる。最終の2面だけで何回コンティニューしたっけか(ミッション途中からやり直せるのは良いね)。
で、やっぱりというか特筆すべきはその映像。全機リアルタイムで描画しているだけあり、幕間ムービーは選択した機体のまま。機体全周を舐めるように見てもきっちり作り込んである。なにより、ミサイル雲がなかなか消えずに空間に残るし、そこに無数の戦闘機が雲霞の如く飛び回っているので臨場感がただごとではない。「太陽を背にして闘え」というセオリーを実感できるゲームにもなっているし。ミサイルや機銃が被弾したときの音も「それらしい音」でドキっとする。まあ、おかげで戦場に飛び交う無線音に気を回すヒマもなかったんだけど。この映像の中で空戦ができるだけでも、かなり満足できた。
それにしても、ヨドバシで「箱○本体完売御礼」の張り紙を見る日が来るとは思わなかった。エスコン6、アイマスプラチナ、地球防衛軍3プラチナのセットで買った人、けっこういそうだな。