アストロノト!2

アストロノト!〈2〉 (MF文庫J)

アストロノト!〈2〉 (MF文庫J)

積みっぱなしに気がついて一気に読んでみた。・・・アイデアの引き出しのストックがもう足りなくなってきた感じが涙を誘います。まあ新人だから仕方ない部分もあるのだろうけど、「魔法と科学」のネタの融合をうまく成そうとした志はあっという間にくじけてしまい、結局力が足らずにただのハーレムラノベにしかなりませんでした、というオチはなんとも残念だ。しかも、あっという間に科学ネタを放棄してSFネタに逃げ込んでしまったし。魔法がメインである以上は、すでに現代科学自体がこの世界にとってのSFツールだというのに・・・。まあ、色々事情はあるんだろうけどね。新人だし、そうそうゆっくりとアイデアを練らせてくれるはずもないだろうから、量産体制も整えなくてはいけないし。でもねえ・・・残念だ。