副都心線騒動

すでに、ネットや鉄オタ界隈では議論が出尽くした感があるけど、散々便利さを煽りまくった結果がこれではマニアでなくても文句は出るに決まっている。
最近の交通情報では「平常運行」と言っているけど、その実、運行遅延や突然の行き先変更が常態化しただけのこと。運行システム、路線検討、ダイヤ策定などは、一度リセットするくらいの検討をしないと、多分根本的解決は厳しい。それに、副都心線のトラブルで一番迷惑を受けているのは、従来の有楽町線ユーザーと乗り入れている東武&西武ユーザーなのだから。
今回の騒動や周辺情報を社会人として見ていると、正直人災という面が強いのかなと思う。机上の空論とコンピューターシミュレーションだけで「完璧、満足」してしまい、それを作りそれを動かすのが人であることを忘れてしまったんだろう。だから、開始3日間はずっと「運転士が慣れていないから」などと、普通の会社の対外的理由のなかで最悪なものを選んでいたのだろう。
できるだけ早期の根本的解決を望むと共に自戒ともしたい。