高尾山登山

http://www.takaotozan.co.jp/index2.htm
秩父山系の山々は子供の頃から親に引っ張り回されていたが、高尾山は初登山。周囲の人から「紅葉の季節は渋滞するよ」と言われていたが、正直「でも山だろ?」と舐めていたが・・・なんなんですか、あの人出は。ミシュランで☆をもらったせいなのか、季節のせいなのかは分からないけど、恐ろしいほどの人津波に正直面食らう。登山でこの人数は富士登山以来と思う。
ルートは、登りが「稲荷山コース」、下りは4号>2号>1号を想定して登った。・・・登りルートは一番「山」らしくて長めのルートだと思ったんだけど、ふと気がつくと高尾山の山頂であったので、あまりのあっさりさに拍子抜け。てっきり「お、稲荷山の頂上かな?」と思ったくらいだし。山腹までケーブルカーが開通していることもあるし、そりゃ町中の服で登ったり、山頂で酒浸りになろうと思う人も出てくるよ、こりゃ。下りは予定通り4号路を通ったが、途中で「蛇滝」が見たいと言うこともあり、道を外れて裏ルートに突入。公式ガイドには載っていないルートだけど、ここはまさに「山道」であり、人も少なく、ようやく自分の中にある「登山」という気分になった(下山中だけど)。この道を教えてくれたおじさんによると、ここは裏高尾というらしい。途中で滝が見えたり修験道の滝打ち道場があったりと、あっさり1号路まで出ていたよりもはずいぶん面白かった。まあ、その分歩くことにはなったけどたいした距離でもなかったし。
ともあれ、初めての山だったのでそれだけでもよしとしよう。ただ・・・紅葉が非常に確認しにくかったというのは問題のような気もするけど。常緑樹ばっかりだし、所々紅葉はあったモノの「こりゃ綺麗だ」と思えるような風景も無し。こんなもんなのか?