オトメディウスG 公式サイト
オリジナル、ゴージャスともに一通りプレイしてみた。良くできているとは思うけど・・・色々脇が甘い出来になってしまっていると思う。
コナミとしては、これを軸にして
ナムコの
アイマス商法のうまみを少しでも味わってみたいと思っているのだろうけど、ちょっと考えが甘い。
マーケットプレイスでの
DLCも売りにしたいのなら、せめて発売当日に何らかのコンテンツを準備して稼働させるべき。なのに、現時点では「ソフト上から
マーケットプレイスにアクセスできる手段がない」ときている。これらは後日のアップデートで対応とあるが・・・ちょっとあまりにもおざなりでは。アーケード版も同様のアナウンスがされているにもかかわらず、
イースター島ステージはもはや公開の目処もないくらいだし、本当にアクションしてくれるのか?と極めて不安
*1。
- オリジナルモードは、見事なくらいの完全移植。それも完全すぎて面白みがないと思うくらいの完全移植になっている。なんせ、LAN対戦モードの音声が、「店内での対戦です」になっているように、それこそアーケードを右から左に移し替えただけ。これが出来る箱○のスペックというか設計思想を褒めるべき所なのかもしれないけど、良くも悪くも100%すぎて「完全移植なのに、ちょっと文句が言いたくなるような」出来という、妙に贅沢な不満が出てきてしまったのも事実。なんだろうなあ、この妙な不満は。
- ゴージャスモードは、シングル&ネット共にプレイ。とにかく大画面横シューというのが非常に素晴らしい*2。ネットの協力プレイは非常に面白かった。ラグ等を感じることは一切無かったし、マイクが無くてもカプセルの譲り合い等が自然に発生してワクワクさせられた。これはGoodだ。シングルプレイについては、通常音声も新録してくれればなあ、と思う。今回新規に追加したステージは、正直他の面からすると配置等がこなれていない感じでつまらない面ではあるけど、面ボスが出てくる際の「デストロイ・ザ・コア!」の声が他の面よりも緊張感があって非常に良かった。この緊張度の高い音こそ、シューターが燃える一因になるんだし。なんで、他の面では使わなかったんだろうか。あと、2周目への突入条件が今ひとつ分からない。難易度はNormalでやっているけど、2面にいけるときもあれば行けずにゲームオーバーになることもある。何が違うのかな。
- ギャラリーモードはネタバレ炸裂しまくりだけど、事実上のゲーム設定資料集としての意味合いもあって、イラスト中に書かれている説明文や提案文は、非常に興味深かった。枚数は多いけど、オトメディウスに興味があるなら読む価値はある(特に敵キャラ/メカが気に入っている方は特に)。