富士山に登る

土日をかけて、友人たちと富士山に上る。自分は三回目だったが、あちこちルートが変わっていて驚いたのなんの。そしてそれ以上に、自身の体力レベルがずいぶん下がっていたことに驚愕。なまりまくり。
正直、雨を覚悟していたのであそこまで晴れるとは想像もしなかった。おかげで上りも下りも(天候は)素晴らしかった。その素晴らしさを、せめてご来光の瞬間まで維持してくれればよかったんだけど。すでに三回目だから、今度こそ快適にご来光までを頂上で過ごそう、と思ってはいたがやっぱり今年も寒さで打ち震えていた自分。うまくいかないもんだ。そして富士山の下山は何度やっても「苦行」の一言。完全に膝ががくがくになっているのに、そこへ止めを打つかのような階段攻勢。このルートを設定した人は、絶対にSだ。あるいは究極のMだ。
まあ、どうこう言いつつ面白かった。何より山から眺める下界は非常に気持ちがよいし、その光景は「絵」そのものだ。あとは夜間登山中に星が見たかったけど、これはご来光同様拝めず。残念無念。
そして現在は、ほとんど紫外線対策をしていなかった自分の顔と首筋が「軽度のやけど」状態に。完全に油断した…自業自得とはいえ、顔の輪郭が変わるほど焼けたのは初めて。ひとまず肌の水気維持&冷やし&水摂取と、肌回復のためのビタミンC(Lアスコルビン酸)の摂取で乗り切ろう。甘く見たなあ。
ちなみに帰りは富士急行名物「フジサン特急」。どう見ても「旧型ロマンスカー」を前面塗り替えて、座席位置を変更したものでしかない。が、この座席の幅が広いこと!思いっきり足を前に伸ばしても、前の座席に足があたらないとは…。富士登山者が荷物もちというのがこのような設定にした理由なのだろうけど、それを抜きにしてもこの開放感は素晴らしかった。