ガンパレード・マーチ逆襲の刻

ガンパレ新章開始。まずはその事実を心より祝いたい。正直、原作キャラがあまり目立たないことで不満を持つ人も多いと聞いていたから*1、続きは五分五分かなあと思っていた。なので本当にうれしい。おかげで「ゆっくり大事に読もう」という方針はあっという間に瓦解して、睡眠時間をゴリゴリ削って一気読みしてしまった。
何というか、長い時間かけてオリジナルキャラ育ててきた成果が炸裂したなあ、と感慨深い。原作キャラだけでは、今回のような深い政治レベルの話なんて無理だし。オリキャラ好きな自分みたいな人にとっては最高だった。
話自体はすごく重いけどね。それもこれまでの積み重ねがあるからこそ、なんだけど。そして、新章を開始するに当たって整理しなくてはいけないテーマでもあったわけで。とはいえ、榊さんも今回のテーマをどう片付けるか悩んだ感じが見て取れる。通常のシミュレートではクーデター自体の発動はどう考えても厳しい→カーミラ兄の精神操作を使うしかない(ある意味チート)となったんだろうな。
そしてあちこちに「日本民族の精神性の悪い面」について言及されているのは、今のリアル日本/日本国民の状況に対して警告を送っている…というのは考え過ぎかな。
つぎは北部戦線。ガンパレ白の面子は出るのかしらん。

*1:ファンブックでも遠回しに書いてある。