ゲート 1.接触編

ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編

ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編

ジャケ買い…というかテーマ買い。自衛隊vsファンタジー世界というのは、いろんな人が夢想していることだから、気楽に読むにはちょうど良い(本気のミリオタが読めば、突っ込みどころ満載なんだろうけどね。)。ただ、命名ルールがかなり特殊だったから、各キャラの名前が頭にはいるまで時間がかかった。でも楽しい時間だった。
帯にはネット小説が出稿元とあるから、どこかで続きを書いているんだろうな。一時期のケータイ小説ブームといい、ネットという媒体を使って、実力のある素人さんがあっさりと商業デビューというのが本当によくある状態になってきたんだなと思う。まあ、そう言う方の大半は次作が出なくて花火で終わってしまうけど、そこが本当の意味での「職業作家」との差なんだろうな。素人からすれば、一度で良いから本棚に自分の本が並べば嬉しいに決まっているし、そこで満足できるから。