都条例、第3ラウンド開始の模様→訂正:12月回しに変更?(朝日新聞より)

9月と議会の会期は、『9/21開会>10/7閉会』(東京都議会)。
まだtwitter上での情報で裏が取れないけれども、複数のツイートから「都が今度の都議会で、青少年育成条例改悪案の再提出を実施する公算が高い」というものが流れる。「9月か12月、でもじっくり構えて12月」という情報も流れていたけど、7月から8月にかけての規制派の攻勢(反対勢力の丸め込み、マスコミを利用した宣伝工作、PTA等の組織を使った半強制的な署名活動、都での規制派集会etx)が見えていたので、その勢いで一気に9月と見たのかもしれない。しかも、各地で同様の条例がタイミングを合わせるかのように動き出している。
何より、上記のような動きが活発に見えているのに、肝心の委員会の動きがまるで聞こえてこないのが還って怪しい。前回も、民主主義を無視した偏向性が極めて強い地下会議で承認を取り、パブコメも反対運動も無視し、書類を黒塗りまでしながら議会閉幕ギリギリで案を通そうとしたのだから。
〈9/8追加〉朝日新聞の報道では、12月会期回しにするようです。
正直、また胃が痛くなる日々が始まると思うと辛いけど、こちらは一度でも負けたら終了なのでガンバルしかない。

今やること。

  • 反対派議員に手紙&メール(民主、共産、生活ネット)、賛成派議員に説得手紙&メール(自民、公明)。
  • 関係団体(漫画、雑誌、本屋)に警告メールとともに、改めて運動を起こして欲しいというお願い。
  • ネットでもリアルでも議論を巻き起こす。黙って静かにするのが、最もマズイ。
  • 可能なら、集会に顔を出してリアルな現状を把握する。できれば、それを皆に知らせる。

今度提出してくる条例案がどんなものかは分からないけど(いつ公開されるかすら不明)、似たような方向性で攻めて来るであろうとは言われている。また、前回に実際にあった全体主義としか思えない暴挙の数々も忘れてはならない。彼等は「子供達のため」という錦の御旗でそれをくるみ、彼等の欲望をムリヤリかなえようとしたのだ。以下に列挙するので、議論のネタにして欲しい。

  1. 表現規制
  2. 創作物規制
  3. 知事権限による「親権の制限」
  4. 青少年へのネット規制(エロに限らず。政治、掲示板、無料ゲーム等でも『18歳未満には早い』と判断したものに対して無制限に実施。政府が10月から「強制ネットフィルタリング」を実験することをお忘れなく。こちらのバックにも、都条例を応援している団体がへばりついている。)
  5. 民主主義を無視した「地下室会議」の実施(規制派&人権侵害発言を繰り返す人物ばかりで固められた審議会。その議事録はスミヌリ。パブコメを完全に無視。議員が要求する資料を提出せず合法的な拒否行為)
  6. 「成人向けアニメ・漫画を規制することによって、どれだけ犯罪が減るのか」「そのようなメディアが禁止されている海外では、日本やアメリカよりも遙かに犯罪率が高いのは何故か」に対して、誰ひとりとして答えを出していない。
  7. 反対派の出す科学的根拠は「妄言」、規制派の出す個人の嫌悪を論拠とした根拠は「論拠として重い」という考え。