ストライクウィッチーズ 公式コミックアラカルト

まあ要するに「公式・公認同人誌」か。角川系は「人気同人作家を”商業デビュー”という餌で釣って、駄目だったらあっさり放逐するけど、二度と角川系作品の同人をやらせない」商法で昨今ネットで話題になっているけど、これはどういう扱いになるんかねえ…。でまあ個人的にこれを購入した理由は、野上武志松田未来が寄稿していると知ったため。でもそれ以外に気に入ったのも発見。

  • ミーナ隊長の憂鬱(しづかあつと)

ネタ選択の勝利。そしてこの夫婦ネタは(数は少ないとは言え)鉄板だと思う。

まさかの同人裏ネタ。個人的に色々妄想していたけど、こういう展開だったのか。本編でマルセイユが出ていなかったら、多くの読者にとって「なんじゃこりゃ?」だったろうなあ。そしてやっぱり北アフリカ戦線は男も熱い戦線だ。…愛称しか出なかった北野古子軍曹=ルコは可哀想ではあるが。

あれ…この絵柄、この作風。たぶん同人誌買ったことあるぞ。たしか同じくエイラとニパのネタで…。調べてみるかな。

男の戦場ネタ。やっぱり、ウィッチ視点が多い物語だから、こういう物語もほしいよね。

そういや、9/24〜25にかけて、野上武志氏が(最終回を見てからビールで酔った勢いで)いろんなぶっちゃけ話をつぶやいていたんだけど*1、そこでの台詞。

描けるやつは、描け!書けるやつは、書け! 読みたい奴は、読め!買いたい奴は、買え!
この文章を読んで魂が震えてくれるなら・・・あなたはすでに「お客」ではなく、ウィッチの物語を紡ぐ側なのだろうとおもいます

まさにその通りかと。公式だろうが同人だろうがネットだろうが…この先に続いて欲しいなら、ファンの一人一人の「好き」というものを具体的な形で示すことが、この先の展望を開かせる最大の手段と思う。

*1:翌日になって我に返ったらしい。