屍鬼

12月終了第13弾。久々の王道ホラーだった。
原作があるなら未読。テーマを分解すれば、ホラー系作品のテイストがあちこちに散りばめられていた。しかも昨今流行りのハッピーエンドではなく、昭和ホラーによくあった狂気の「伝播と日常化」を全面に出し、最後はどちらの勝利かもわからないという展開。ヒロイン候補がガンガン屍鬼化するし、元凶は村側裏切り者によってちゃっかり生存というのもそれらしい。作者(あるいは脚本家?)のいい覚悟が見えた。
第二期をまったく視聴できずに一気見の形になったけど、むしろそれがよかった。でないと、翌週までヤキモキし過ぎたろうし。
にしても、TRPGクトゥルフシナリオのソースにも流用できそうだなあ。