東京スカイツリーに男泣き!

東京スカイツリーに男泣き!

東京スカイツリーに男泣き!

見ル野栄司の「男泣き」シリーズは、日本の町工場の技術者に焦点を当ててドラマチックに語るのが非常に大好き。なので、これもそのつもりで購入してみたのだが…正直言うとかなりがっかりだ。これまでは、純粋に作者自身が興味を持って、その知識と合わせて「ものづくり日本」を支えてきた町の技術者にスポットライトを当ててきたのだが、この内容は正直「提灯記事」にしか見えない。あるいは、時流に合わせて書いただけ。確かに職人や技術の話はあるにはあるが、既刊のツッコミ度合いからすれば遙かに甘い。なんでこんなことになってしまったんかなあ。