宇宙戦艦ヤマト2199

宇宙戦艦ヤマト2199

宇宙戦艦ヤマト2199 1 [Blu-ray]

今期開始第1弾。ヤマトという名のブランド力は健在。
1話は以前にBSか何かで見ていたので特に印象なし。ただネットやツイッターを眺めていると、とにかく「ヤマト」という名前の凄さが分る。アニメファンからそうでない人まで、多くがヤマトについて呟いていたんだから。テレビで初めて見た方も多いみたいだし、旧作を統べてみている人となれば、もう少数派に入ってしまうだろう。でも、旧作との多くの差分についてネットの評判を見る限り批判している人も議論している人も極めて少ないように思う。
もともと、今回のヤマト制作にあたって「できるだけ原作のテイストに近づける。ただ、今の一般が持つ情報や感性に合わせて変更するところはする」という方針だったとのことで、それはキャラ造形に如実に表れている。そして、テレビ放映でそれに違和感を感じる人が極めて少ないと言うことは、この試みが正解だった証左だろう。そういえば、美少女ミリタリーアニメでブレイクした「カールズ＆パンツァー」も、うるさいマニアから批判があることを承知の上で、作劇上の楽しさを優先して大成功を収めた。同じ事なのかもしれない。ただ、やっぱOPはささきいさおが良かったなあ（ならBD/DVD買うか映画見ろ、ということだけど）。合唱は面白い試みと思うけど、一回で十分という気もした。現状で18話までBD/DVDで発売している（または予定）。少なくとも1クール分のストックはあるわけだけど、現在のペースからすると変則2期のような見せ方になるのかな。
しかし、女子向けアニメ以外でここまで男率の高いアニメは最近少なくなったよなあ（苦笑）。