非実在少女のるてちゃん

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第11次笑の内閣 非実在少女のるてちゃん
行くかどうか迷っていたけど、土曜の昼にUstで再放送していたのをちょっとだけ見て行くことに決めた。ちょうど、都議会民主の反対派機首の吉田都議も劇に出るという話もあったし。個人的には、こういう小さな箱の劇団を見に行くのは人生二回目という事もあり楽しみだった。
結論から言えば、「政治抜きにしてもとても面白かった」と言える。劇団自体がコメディ慣れしているというか、重くなりそうなテーマであるにもかかわらず要所要所にガッツリ笑いを入れるだけでなく、客層を意識して積極的にアニメや漫画(BL含む)のパロディを持ち込んだりと非常に意欲的だった。のるて役の女優さんもああいう格好に恥ずかしがることもなく体当たりで演技していたのも好感。…まあ最大のインパクトは妖精さんだったけど(笑)。
公演後は、吉田都議と藤本准教授を交えてのアフタートーク。基本的には様々な会場で語られていた内容と大きく変わるところはないけど、吉田都議の口から事実上の「今回は都議会民主党は付帯決議付で賛成する方向宣言」が出てしまったことは非常に残念だった。もっとも、都議自身はこれで終わるつもりはなく今後の戦いに向けた布石を色々考えているらしいことは言っていた。むしろ「表現規制の戦いは未来営々と続くもの。これはその一つに過ぎない。だからそのつもりで反対を支持する人も応援して欲しい」と言っていた。そして「どうこう言っても、反対を支持してくれる人々の声があったからこそここまで来られた。その気持ちはどうか忘れないで、政治という物に関わり続けて欲しい」という類のこともおっしゃられていた。その通りだと思う。