戦姫絶唱シンフォギア キャラクター&VOICEBOOK

本作については、もっとテキスト寄りのアニメ研究誌で特集を組んで欲しいんだけど、やっぱマイナー扱いなのかほとんど記事にされず。なのでこういう物を買わざるを得なくなる。致し方ないとは言えGJ、学研。あえていまどきのプロのアニメスタッフが回避してきた演出手法に正面から望むというのは、それだけでじっくりと中身のある話になると思うんだよなあ。ましてそれが一定の評価を得ているわけだし。
自分がこの手の本を買うのは声優やキャラクターではなく、制作スタッフの声や意見を聞きたいがため。だから冒頭四分の三はざっと斜めで眺めただけど、のこり四分の一のスタッフインタビューはじっくり読ませてもらった。やっぱ今時こういう下手な企画を通すのは大変なのね…。そして上田・金子の2ラインが動いていたからこそ、アニメとして成り立ち、ここまでの形になったというのもよく分る。
でも金子さん・・・声優さんとの座談会に出席して「上田・金子・声優」の形で会話してくれないかなあ…。