内臓HDDを交換する

ずいぶん長いこと使ってきたデータ保存用内臓HDDの調子が悪くなった(S.M.A.R.Tを見ると10000時間を軽く超えてた)。もともとパーテーションを3つに分けて、OS(XP)一つデータ2つにした1T-HDDだったが、SSD導入に従ってOS部分を実質凍結して運用していた。
ここ数週間で、そのOS部のMBRが吹っ飛び読み取り不能になりやむなくパーテーションをフォーマット。この時は「まあ万一用の旧OS部分だからまあいいか。でもまあそろそろかなあ」と思っていたんだが、今度はデータ用に使っていたパーテーションが起動時にchkdskに引っかかるという事態に。HDD自体から異音は出ていないものの、さすがに潮時…というか次異常が出た時はHDDが死んでいるかもしれん、ということで慌ててアキバで新しいHDDを調達、交換した。

久々のHDDなのでSeagateかWestenDegitalかHGSTか迷ったけど、Seagateは昔の高評価とはずいぶん印象が変わったようで却下。WDかHGSTで見比べて、価格バランスを考えてWDとして2Tのコレを導入。パーテーションは2つ。データ移行して驚いたのがその静粛性。もともとNASやサーバー用の高耐久モデルのせいなのか、とにかくHDDへのアクセス音が静か。あの「カリカリ」という音がほとんど聞こえないのは凄いと思うと同時に、アナログ人間としては少し寂しさも。でも非常に素晴らしい。空いたHDDは玄人志向のケースに放り込む。異音が出ていないので、再フォーマットして一時使用で使えばまだ現役だろうと判断。USB3.0導入済みのケースなので、中身が吹っ飛んでもまだまだ使い勝手もあるだろう。