ガールズ&パンツァー劇場版 in 立川シネマシティ(新音響)

で、続いてこれを見て聞く。そういやまだ本編の感想を書けていないけど、ひとまず今回は立川の音について。
率直に言って、従来の立川シネマシティの音響設備はすごかったんだが、それを軽く上回るとんでもない状況になっていた。そしてだからこそ直前に見たMAD MAXのすごさも改めて認識できた。

  • 重低音

とにかく「低音」特別できるものはもれなくウーファーに拾われて会場全体に響き椅子を揺らす「重爆低音」として叩きつけられる。前のシステムではそれを十分に理解できたのはカール自走臼砲だったんだけど、その状態が戦闘シーン全般で繰り広げられた。じゃあ逆にカールの化け物具合を表現するところが薄れるのでは・・・と心配していたら、そこはさらに上を飛び越えていてもう笑うしかなかった。なんだよ、このシステムは(苦笑)。

重低音がよりパワーアップしたせいで、他の音が甘くなるかと思ったけど、それは一番最初の「これまでのあらすじ」で不安が吹き飛んだ。明らかに以前よりも音の輪郭が明確になり、粒もハッキリし、なにより前に飛んでいる。その影響がどこに出たかといえば、いままで聞こえなかった、あるいは聞こえにくかった音が極めて明瞭に耳に飛び込んでくるようになった。重低音ばかり想像してたので、この効果は本当に想定外。おかげで耳に入ってこなかった微妙なSEもきれいに聞こえてさらなる楽しみが。上映が始まって4ヶ月経ち、15回以上は見ているのにまだ楽しみが増えているとは。ガルパンも立川シネマシティも本当にすごい。