2005年衆院選挙

盛り上がるのはいいし、夜の選挙速報も面白くなるからそれもいい。でも、争点が「郵政問題」1点に(マスコミも含めてほぼ意図的に)絞られているだから恐ろしく心配でもある。このままでは、またネガティブ・ボートになりそうだ。

  • 税金問題はどうするの?
  • 高齢化と少子化の対策はどこいったの?
  • アジア各国との歴史認識・領土・海洋資源の問題への外交対策は?
  • 景気回復を実感しているのは一部の富豪と大企業のみで、普通の国民はみじんも感じていないのはなぜ?
  • 人権擁護法案、青少年健全育成を目的とする各種法案についてのスタンスは?
  • 外国人犯罪の増加への対策は?

つーかさ、一部の人しか指摘してないけど、小泉首相自身が任期延長はないと言っているから、この衆院選挙結果は小泉陣営が終わっても影響が続くわけで。だのに、それを見据えた話が一切されていないってどーゆーことよ。日本のマスコミも少しは頭使って報道しろよ。(まあ今の日本のマスコミも腐敗しきっているという事実もあるけど)
自民は郵政しか話さない。民主は政策がアジアべったりで国内無視&対立政党としての主張も自民と際だった差がない。公明は創価学会だから言うに及ばず。今更共産もな。ミニ政党は…あまりに未知数。どうしろってんだ、本当に。

そして衆院選挙と一緒に実施される「最高裁裁判官の審査」。世界的にも珍しい制度らしいので、一緒にこちらも考える。ただ情報が極端に少ないので(いつものことだけど)、2005年9月11日 「最高裁判所裁判官 国民審査」に、キチンと参加したいあなたへ←のようなサイトを参考してる。