ガンパレード・オーケストラ

第1部終了。脚本の上での情報蓄積が(世界観にしろ、キャラ描写にしろ、戦闘描写にしろ)あまりに空虚だったツケがそのまま回ってきた回としか言いようがない。本当は、ここで視聴者に燃えて感動してほしいのだろうけど、これまでがこれまでであるせいで、どれもこれもが陳腐でくだらなく、「どっかで見たよなあ」「どうせ生き残るんだろ?」と容易に想像させてしまう。戦争物の展開と考えれば、他にも同様の演出は多くある。ただ、どれもそれまでの積み重ねがあるからこそ、過去使い古されてきた演出でもそれなりに納得したり感動したりできるのだが・・・。
第2部にいきなり「芝村」の名前を出してきたが、その名前を出す以上スタッフは相当の覚悟を持って望まないと只じゃすまなくなることは理解しているのだろうか。この名前に反応する視聴者は、いろんな意味で普通じゃないぞ。