小説 エマ(2)

小説 エマ(2) (ファミ通文庫)

小説 エマ(2) (ファミ通文庫)

漫画エマの小説版、第2巻。相変わらず良い出来。ビクトリア朝に詳しい作者が書いているだけあって、その情報量は前作小説 エマ (1) (ファミ通文庫)同様に非常に濃い。また、作者自身が「小説と言う媒体を生かした表現方法」を十分理解しているせいか、単なるノベライズの枠を超えていて、漫画版を読んでいても新しい発見が随所に見られる。原作は、ずっと先まで展開されているが、この小説版も継続して発刊し続けることを希望。