マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス(3)(4)

4巻を見る限りでは、これで一幕の終了・・・だけど、まだまだ続くってことなんだろうか。三巻が政治戦、四巻が被蹂躙戦とくっきり分けてくれていたせいか、読んでいてメリハリがあったかな。99式の扱いについては、もともとそういう舞台装置であったろう事は想像付いていたから良いとしても、唯依がきっちり軍人として責務を果たそうとしていたのは良かったかも。軍人が軍人の働きをしていない作品がかなり多いこともあるんだろうけど、こういう書き方をしてくれるとちょっと安心する。ジャール大隊は・・・まあいろんな意向があってのことだろうけど、やっぱ全滅は残念だね。さらにその一枚上手の裏側政治の動きで、何人かは生存して暗躍してくれていて欲しいとも思うけど。
原作ゲームは未だ積んだママなので詳細は分からないけど、一つのエピソードを読んでもBETAの圧倒的な破壊力の恐ろしさってのが十分に語られ切っていないという感じがする。確かに存在は凄いらしいんだけど、数値ばかりだからねえ。4巻においてはその片鱗が書かれていたけど、死者いないし。別エピソードで全滅戦書くのもアリなんじゃないかなあ。