ゲーム批評

ゲーム批評 2006年 07月号 [雑誌]

ついに最期を迎えたというので。先月号は紙面一新したとはいえ、その内容がまったく「ゲーム批評」らしからぬ提灯記事と、ゲームとはあまり関係ない話題で埋め尽くされていたので流石に幻滅していたら、翌月廃刊とはなんとも。
実は創刊からちまちま買っていた本。内容については賛否両論（というか否定的な意見が多い）が、ゲーム関連の広告をつけない事による「歯に衣着せぬ論評」を標榜して創刊したことについては評価すべきだと思う（実態がどうあれ）。現に、普通のゲーム雑誌・攻略雑誌には掲載することもはばかられるような記事、マイナーな話題への反応、ゲーム業界に対する社会的な問題・視線についても記事にしようと頑張っていた。ただ、いかんせん編集者やライターの能力があまりにも低すぎ、その全てが空回りしていたことが残念*1。編集サイドがしょっちゅう人を入れ替えしていたのもその現れか。

*1:極めてまれに良い記事もあったけど