今期の収穫

RED GARDEN」が一番の大穴。絵柄からあまり興味はなかったんだけど、声優さんの迫真の演技と言い、キャラの置かれた状況への反応が極めて普通の人という部分と言いかなり面白い。惜しむらくは、夜のスポーツ中継に押されてしょっちゅう放映時間が変わって録画ミスを頻発しやすいってところ。あとは「コードギアス」(さすがサンライズとしか言いようがない)というところかな。
地獄少女 二篭」も視聴者をイライラさせること請け合いな展開が狙い通りかと(お仕置きシーンのギャグレベルが上がっているのも良い)。「Black Lagoon」は変わらぬ品質で安心。「009-1」は石ノ森章太郎の空気がよく出ていると思う。「護くん〜」は美少女系アニメなのに品質が安定しているのが嬉しいし、見ていて純粋に楽しい(ここ最近のWOWOWアニメはどーにもおかしかったこともあるし)。「くじびきアンバランス」はただのスピンアウト作品かと思ったらなかなか頑張っているのが意外。「デスノート」は話題性と予算からの期待値にちゃんと答えてる。
原作が気に入っている「パンプキンシザース」も良いのだけど作画レベルが安定しないのが気になる。「結界師」は字幕スーパーをなんとかしてくれ。「ねぎま!?」は監督節炸裂なのは面白いんだけど、ワイドサイズ画面両端ぶった切り放映が前提だと、さすがにDVD商法臭がぷんぷんするのはいかがかと。「武装錬金」「ケンイチ」も悪くないけど、10年前ならゴールデンに放送している内容(戦闘物はもはやゴールデン禁止か)。「銀色のオリンシス」は20年前に戻ったかのようなセンスの古さがどうにも。「銀河鉄道物語」はもう一歩松本ワールドに踏み込んでも良いのではないかと思う。