ストライクウィッチーズ 弐の巻

一連のメカ娘からのスピンアウト作品の第2巻。正直、映像媒体はあまり良い出来ではないんで、実際の造形物とこの小説シリーズくらいしか楽しみはないんだけど。まあ小説に関しては当世の売れっ子ラノベ作家が書いているだけあって安心できる品質だと思う。それに、良くも悪くも企画段階から「誰も死なないこと」というのが絶対条件でもあるからそう言う意味でも安心して読める(その分、緊迫感の欠片もないけど)。ただ、戦況はどんどん悪化しているから、それとのギャップが激しい感じはする。んで今回は全編ユリ祭・・・え〜と、いいのか、これ。あとは本家とも言うべき戦車型メカ娘も出てきたけどちょびっとだけだったしなあ。第3弾発売前だし、もう少しサービスしてくれてもいいのに。