ドラグネット・ミラージュ(1)(2)

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

ドラグネット・ミラージュ (竹書房ゼータ文庫)

ドラグネット・ミラージュ2 10万ドルの恋人 (ゼータ文庫)

ドラグネット・ミラージュ2 10万ドルの恋人 (ゼータ文庫)

篠房六郎の絵に引きつけられ、賀東の名前を発見して購入した2冊。あの竹書房からもラノベが出てくる世の中になったのか*1。現代とファンタジー世界の融合ネタはいくつかあるけど、それを賀東が料理するとやっぱりこういうゴツゴツした風になるんね(苦笑)。でも、その展開と篠房氏の絵柄がうまい具合にマッチししていると思う。萌えキャラを配置していたらこうはいかない。この辺は編集担当者のアイデア勝ちか(誰が絵師を選んだのかは知らないけど)。学生時代に異文化コミニュケーションを学んだことがあるせいかもしれないけど、こういう設定でちゃんと文化や思考の違いをうまく見せてくれるのはとても面白いし、架空言語検討に新城カズマ氏まで協力してるしねえ(すっかり遊演体時代だな)。もし、今後も続くのであれば読み続ける。

*1:よく調べたら、前に読んだ「ヤクザガール・ミサイルハート」もここだった。